3人目のチーフ

映画、演劇、本エトセトラ。アラサーOLケイの日常をちょっと離れて。

BBCテレビドラマ「SHARLOCK」

急激に寒くなりましたね。ども3人目のチーフです。この三連休はシャーロックホームズに捧げ、沸き立つ心を抑えきれないので感想など。

スタイリッシュ★シャーロックホームズ

SHERLOCK(シャーロック)』(英語: Sherlock)は、アーサー・コナン・ドイルの小説『シャーロック・ホームズ』シリーズを翻案したイギリスBBC製作のテレビドラマ。

もしシャーロックホームズが、現代にいたら??登場人物や、地名、エピソードのオマージュ盛りだくさんに、舞台・演出を、最新に置き換えてスリリングな作品が展開される。シーズン1〜3まで出ており、各シーズンは1時間半3話分から構成されている。

 

舞台を21世紀のイギリスに置き換え、自称「コンサルタント探偵」であるシャーロック・ホームズスマートフォンやインターネットといった最新機器を駆使して事件を解決する様を描く。各エピソードはドイルの原作を下敷きとしている。

ウィットに富んだお国柄か、それともホームズ本家の国民への果たし状かというくらい各話盛りだくさん。かつオサレ。

冒頭のエピソードの謎解きが末尾にあったり、各トリックの説明もオサレ全開で最低限で、いまだかつてこんなにも集中してドラマを観たことがあろうか。

 シャーロックの見ているヒントがモーションピクチャで現れたり、パソコンでチャットしているのを実際に話をしているように描写したり、乱闘のシーンは演劇の舞台演出さながらのフラッシュやプロジェクションマッピングを使ったり、状況説明のカメラワークだったり、単純な現代版では終わらせない挑戦的な映像表現に鼻血。とまらない舌なめずり。

 

主演は本作で、押しも押されもせぬトップスターになったベネディクト・カンパーバッジ。

筆者は去年、ナショナルシアターライブで彼が主演していたフランケンシュタインを観て、遅ればせながらこのドラマを知る。

「ナショナル・シアター・ライヴ」 OFFICIAL SITE

小学生の時のマイヒーローは怪盗アルセーヌ・ルパン様、ルパン全集とホームズ全集を嗜んでいた身としては、是が非でも観ねばと温めていた作戦をシルバーウィークに決行したのでした。遊びに行く予定がなかったからでは決してない。

 普段、きらきらした世界がまぶしくて中々ドラマは観ないのだけど、本当に良かったので予定のない連休にオススメ。

 

バディ愛よ!永遠に!

ちなみに全話観た感想は、ノーマルカプ推しの残念ファンタジー脳としては、これ、ファンタジーで主従ものだったら向こう3年分くらいの燃料になるんじゃね!?でした。