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3人目のチーフ

映画、演劇、本エトセトラ。アラサーOLケイの日常をちょっと離れて。

【少女漫画3】三次マキ「PとJK」

ども、最近カイロを腰に標準装備しているケイです。胸に吹きすさぶ寒風を今日も少女漫画で埋める。

 

地味系OLケイの少女漫画評です。好物は魔法、両片想い、侍女、騎士、幼馴染、寡黙系男子、魔法(2回目)。フェイスブックに自然に投稿できる女性にはジェラシーしか感じない。

 

三次マキ「PとJK」

PとJK(1) (別冊フレンドコミックス)

友達の姉が企画した合コンに人数合わせで駆り出され、年齢と身分を偽って参加した、高校1年生の歌子。そこで出会った功太といい雰囲気になるが、歌子が高校生だと分かると、途端に態度を急変させ去っていった。後日、歌子は警察官の制服姿の功太と再会するが、功太は歌子を冷たくあしらう。

警官功太に熱烈アプローチする歌子、功太の決断とは…ということで学生結婚ものです!

若いねぇ。若いっていいねっ。主人公歌子ちゃん17歳、警官功太くん23歳。一人暮らしをしっかりし、歌子ちゃんを守り、学生を説教し、そして2人きりになってもムラムラしない。

そう、これはフェアリー男子ものです。

 

※フェアリー男子…乙女の夢を原料にして生まれたイケメン、イノセントラブ(またはR18だと絶倫)、一途、君を守るよを兼ね備えた男性のこと。実体化すると宝塚になる。対義語はフェアリー女子。少年マンガに登場する、可愛くて巨乳で媚びが目立つあなただけが頼りなのを兼ね備えた存在。

 

少女漫画には多かれ少なかれ発生するフェアリー男子だけど、その幻想感をいかに薄めるかが、夢見るけど認められないモテない系OLには大事。

 

ということで、主人公2人の結婚がまぶしくて、お母さんみたいな気持ちで読みました。

絵が非常に好み。私は絵が好きでないと例え人気作でも拒否感が出てしまうので、これはとても大事。

主人公歌子ちゃんはとても可愛いらしく、そしてまぶしい。(2回目)

 

出だしの勢いがよかっただけに、途中で功太の過去トラウマ編が挟まれたのが残念でならない。両親の他界エピソードと過去回想は話のテンポが悪くなるので、よほどストーリー構成が上手くない限りはしない方がいいです。

読み切り番外編にするか、シーンの端々に匂わせるか。安いエピソードだと話に奥行きがなくなってしまうのよね。

功太のキャラを立たせるならお仕事での葛藤編をするべきかなと。ある時間に関わっていてその中で歌子ともすれ違い、また大人の女性と比較して迷い、それでも歌子を大切にする……みたいなのを、歌子目線で描くエピソードがあると、フェアリー男子に夢を見られるのではないか。

 

警官と女子高生というテーマの独創性があり出だしの勢いが良く、また当て馬大神くんや各エピソードが素敵なだけに、この部分が許せん。

 

2017年に亀梨和也土屋太鳳主演で映画化作品。うーん2人ともいい大人だし、功太くんと歌子ちゃんから若さを取ったらただのコスプレ恋愛映画になるのでは(^-^)

 

主人公の笑顔かわいいよ☆☆☆

ヒーローがケイの好み☆☆☆☆

ストーリー☆☆

設定☆☆☆☆☆

 

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